掛け算
インド式掛け算を使うことで、2桁や3桁の掛け算も、スピードと正確さを大幅アップさせることができます。
インド式掛け算の基本ルール
- 全部の数の組み合わせを掛け算する
- 位を間違えないように、桁を区切って1の答えを書く
- 2を足し算して答えを出す
3桁×2桁の掛け算公式
ax|ay+bx|by+cx|cy
3桁×3桁の掛け算公式
ax|ay+bx|az+by+cx|bz+cy|cz
1の位の数字が「5」の場合の2乗計算
a×(a+1)|b×b
2乗計算に役立つ公式
(x+1)
2=x
2+{x+(x+1)}
(x−1)
2=x
2−{x+(x−1)}
10の位の数字が同じで、1の位の数字の合計が10になる場合の掛け算公式
10の位の数字×(10の位の数字+1)|1の位の数字×1の位の数字
ab×ay = a(a+1)|by
「10の位の数字が同じ場合」の掛け算
数字を分割するなどして、今までの公式を使う
2桁の数に「11」をかける
10の位の数字|10の位の数字+1の位の数字|1の位の数字
割り算
インド式割り算の特徴は、掛け算と割り算を相互にいれかえることにあります。
それによってミス無く、すばやく計算できるのです。
インド式「5」の掛け算・割り算
掛け算・・・10をかけて2で割る
割り算・・・2をかけて10で割る
インド式「25」の掛け算・割り算
掛け算・・・100をかけて4で割る
割り算・・・4をかけて100で割る
「3」「6」「9」で割り切れる数の見分け方
「3」
各位の数字の合計が3で割り切れるとき、割り切れる
「6」
偶数かつ
各位の数字の合計が3で割り切れるとき割り切れる
「9」
各位の数字の合計が9で割り切れるとき、割り切れる
足し算・引き算
インド式数学では、計算のときにちょっとした工夫をすることで、足し算を倍速・3倍速でできたり、引き算を速く・間違いなく計算したりできます。
インド式足し算法
筆算は2桁ずつ行う
(慣れたら3桁ずつ)
インド式引き算法
近い数を見つけて2段階の引き算(足し算)に直す