引き算は近い数を見つけることで計算が飛躍的に簡単になります。
たとえば、482−315を考えます。
ここでまず、315=300+15であることに注目して、計算を2段階に分けます。
(1)まず482−300を行う(答えは182) (2)次に182−15を行う(答えは167)
このように近い数を見つけて2段階の単純な引き算に分けることで、ミスを少なくし、結果的に早く計算できるようになります。
他にも例をあげましょう。
1263−312 = 1263−300−12 = 963−12 = 951
824−528 = 824−500−28 = 324−28 = 296
今度は306−97という引き算を考えます。
ここで97=100−3ですので、
306−97 = 306−100+3 = 206+3 = 209
というように、100を引いて3を足すだけという簡単な計算に直すことが出来ます。