縦書き筆算のインド式掛け算を発展させて、さらに簡便に計算する方法が「横書き法」です。手順は以下の通り。
(1)桁を区切るための線を2本引きます。 (2)一番右に「1の位×1の位」を掛け算した答えを書きます。 (3)真ん中に「10の位×1の位」をたすきがけして掛け算した答えを書きます。 (4)一番左に「10の位×10の位」を掛け算した答えを書きます。 | |
(5)次に、一番右の数字の10の位を、真ん中の数字に足し合わせます。 | |
(6)同様に、真ん中の数字の10の位を、一番左の数字に足し合わせます。
(7)出てきた数字を左から順に読めば答えです。 |
位どりについてもまとめておきますので参照してください。
ab×xyの形で書いた場合も載せてあります。
1の位 | 1の位×1の位 | by |
10の位 | 10の位×1の位 1の位×10の位 | ay bx |
100の位 | 10の位×10の位 | ax |
これより2桁×2桁の掛け算は次のような公式でかけます。
いくつか例題を出します。練習してみましょう。
例題1:61×83=
例題2:43×20=
例題1の解法と答え
例題2の解法と答え
インド式数学の掛け算法はお分かりいただけましたか?
やり方がわかったら、あとは計算練習をして自分のスキルとして身につけていきましょう。
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また2桁の掛け算を応用すれば、3桁の掛け算も手早く計算できます。
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